東北一の秘境とされる最上川源流に湧く胃腸病の名湯で、“米沢十湯”と呼ばれるうちのひとつ。終点駐車場から徒歩のみでたどり着くことができる一軒宿の「滝見屋」では、露天風呂と内湯で別々の源泉を用い、なかでも源流に沿って天然の巨岩で築かれた露天風呂は野趣溢れる趣を持ち、毎分780リットルの湧出量を誇る。一方、内湯からは名勝、火焔(かえん)の滝が望め、標高約1000mの吾妻山中の渓谷美が目に眩しい。新緑、紅葉と四季折々に表情を変える湯船で、源泉掛け流しの無色透明のやわらかな湯が旅の疲れを癒してくれる。※冬期休業
泉質−含硫黄-カルシウム・ナトリウム-硫酸塩温泉(低張性中性高温泉)/泉温−63度/効能−胃腸病、高血圧、神経痛、リウマチ、皮膚病、便秘など